生き別れの兄に会ってきました

僕には兄が2人。

5つうえの長兄は大阪で、2つうえの次兄は仕事で北海道▶宮城▶山形と流れてそのまま山形の女性と結婚。

山形に骨を埋めるらしい。

次兄(以下兄貴)とは小さい頃はよく遊んだものの、小学校に入ってからはケンカばっかり。

遊んだ記憶より、どつきあいの記憶の方が圧倒的に多い笑。

高校のときに兄貴が音楽に目覚めてベース始めて、おれも「あの不思議なデカい楽器なんなんや?」と興味を持つようになった。

勝手に触っては後でバレてしばかれる、というのを何万回か繰り返してね笑。懐かしい。

兄貴はLUNA SEA、BUCK-TICK、ラルク、GLAYと当時の売れっ子ソフトビジュアル系を地で行く趣味やった。

おれももちろんその辺大好きやけど、兄貴が好きなものをそのまま好きになる流れはもう辞めたいと思ってたところ、THE YELLOW MONKEYに出会う。

夜中にパッとつけたポップジャムで(ポップジャムて笑)、ボーカルの吉井和哉が足元のモニターにしがみついて汗だくでイッた目で「追憶のマーメイド」歌ってたんよ。

身体中に雷が落ちたね〜。ずーっと鳥肌でゾワゾワゾワって。

30年前くらいやけどめっちゃ憶えてる。

男が男をあんなに美しい、エロいと思うことはなかなかないで。

しかも14歳という、エロ本エロビデに絶賛興味を持っているそんな頃よ。

女の子のことしか考えない、寝てても座ってても立ってるそんな頃笑。

男性に対してそんなこと感じるって「俺おかしいんかな?」「特別な性なのか?」と自問することもあった。

いまでは吉井和哉もすっかり初老やけど、そのくらい惑わせる魅力が吉井和哉にはあったんよね。

はじめて自分のお小遣いで買ったアルバムが「FOUR SEASONS。」
3,000円もしたんやで。今では考えられない。

そこからイエモンを追っかけるように。

兄貴の影響以外で自分の推しを見つけたのは嬉しかったな〜。

あなたもそんなことないですか?

てなわけで脱線したけど、そのまま兄貴は大学▶就職

おれは専門学校でベース▶バンド活動そしてアルバイト

学生時代以降、ほぼ交流ないまま兄貴は北海道に行って大阪になかなか帰ってこず。

その後、お互いの結婚式とかでやっと2年に1回くらい家族で会う感じになったけど、ほぼ生き別れ状態よね。

ほんでたまたま俺が実家に帰ったときに、おかんが今度山形行くんやと。

兄貴は将棋の町、天童が近いとこに住んでるので、そこにウチの将棋ボーイ次男が反応。

「行きたい!」

「おお、ほな一緒にいこか」

ということで、トントン拍子に山形行きが決まりました。

こういうきっかけがないと、なかなか会いに行こう!ってならないもの。

ヘタしたら、病気とかそういうネガティブなお知らせの時にならないと会わない可能性もあるからね。

次男に感謝。

ほな旅行日記、更新していくで〜!

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